谷岡恵里子 ERIKO TANIOKA
Animal Wisdom
生きものと話すことは、あなたの中にある本来の自分を呼び覚ますようなもの。
そしてその先には、本当は知っているはずなのに忘れてしまっていたような、純粋でありのままの価値観が待っています。答えが見つからないままだった悩み事が解決できることもあるでしょう。
生きものたちと話す世界
ワークショップで動物と話す実践をすると、初めての方でもできるケースが大半です。かと言ってその日を境に流暢に話せるのではなく、継続して修練することで安定していきます。
話すにはまずリラックスして幸せな気持ちで自分を満たします。不安や緊張、焦っているときには能力は発揮できません。これは、実はテレパシーをする過程で私たち人間が生きていく中で背負った“盾”を手放し、喜びで生きられる自分になることが鍵となっているからです。
コンタクトをとると、私の場合は取り巻く空気の中にその動物の気配がして、目の前に動物が現れます。日本にいながらアフリカのゾウや海の生き物たちに逢えるのです。まるで目のレンズを通して外に投影されるようです。リビングで話せばリビングにその姿が投影されるというふうに。声が飛び込んでくることもあります。
例えば初めてシャチとコンタクトをした時、リビングの空中に水面が現れ、黒く光る背びれが周遊しました。水もない中、空中に自分の何倍もの大きな体が現れる。野生動物の気配、迫力に言葉を失うほどです。
種族を超えていろんな動物たちを理解することが出来ます。彼らはこの地球で私たちにメッセージを送っています。動物や木の愛の深さは学びの道半ばの私の理解が追いつかないこともあるほどです。彼らの計り知れない愛に触れた時、「私はどう生きるか」それを考える機会になっています。
ペットロスの解決には
ペットロスは心の面と大きく関係しています。飼い主さんの中には旅立ちに直面して不安になる方もいれば、穏やかに向き合える方もいますよね？なぜでしょう？ このさみしさは「旅立ちそのものが理由ではない」と動物が言っています。実は、その方の価値観が関係しているようです。さかのぼると子供のころから刷り込んだ価値観かもしれません。
私は動物と話す以前はペットロス予備軍でした。いずれ訪れる別れを思うと不安になったり、愛犬が病気になると焦ったりしました。しかし動物と話すようになり１００頭以上の天国の動物や旅立ちが近い動物の考えに触れることで、動物たちの死への捉え方が私と大きく異なるのを知ったのです。天国の子からすると、旅立ちは過ぎたこと。すでに天国での意識として“今” が始まっていました。
私たちの世界では死は、別れや終わりだと悲観的に捉えがちです。『死が終わり』だという価値観はどこからやってきたのでしょう？ここでも社会が『見える世界』だけに偏って解釈する姿があると感じます。『見えない世界』は『ないもの』とされた社会なのでしょう。死への偏った概念だけではなく、親からの影響で埋め込んだ別の価値観が死を前に表出してくることもあります。一人一人カウンセリングすることで、その背景が浮かび上がってきます。ちなみに、カウンセリングの時、自然界や動物はあなたの幼少期の傷をも知っています。すべて見抜いています。
例え病気や手術で旅立ったとしても、動物にとってはそこが大事ではありません。動物にとって生きて家族と過ごした時間が何よりなのです。
友人の柴犬がペットロスの人間へ向けてこう話してくれました。「肉体があるかないか、ただそれだけだ」と。
旅立ってからは魂と魂という新しい家族関係として続いていくと私は思っています。
「これで終わりだなんて思わないで」と天国の犬が言っています。
今も、あなたと天国の子は結びついているのを忘れないでくださいね！
肉体は消えても、絆は消えない
ー天国の犬より
動物に起こる “シンクロニシティ”
私はこれほどまで動物と飼い主さんのこころとからだが同調しているとは思いませんでした。ある時、鼻炎の飼い主さんから相談を受け犬と話したところ、その犬も鼻炎でした。また、飼い主さんが癌で、犬も癌という事例もあります。神経質な犬と話すと、飼い主さんも神経質でした。絆が深いもの同士で相互に作用するようです。これはテレパシーの世界に限らず、ホメオパシーや気功でもそのようなことはあると耳にしました。ふと思うと、私と愛犬はなも不調の場所が同じでした。
もしペットが不調の時は、まず飼い主さん自身にも不調がないかチェックしてみてくださいね。
まずは “あなたが幸せであること”
動物たちはとても気に敏感です。例えば私たちはイライラしている人のそばにいると居心地が悪いことはありませんか？逆に「この人のそばにいるといつも清々しい」ということもあります。私たち以上に動物たちは敏感です。そうすると、もし飼い主さんが、仕事で疲れてイライラしてばかりだと？家族でいつも喧嘩ばかりしているとどうなるでしょう？愛犬はなもそうでしたが、家族の不調は動物はとても嫌がります。そこの場の居心地がピリピリしてよくないのです。
もしあなたが、いつも悩みばかり抱えていたら・・・
飼い主さんはペットの幸せを願いますが、
動物もまた、あなたの幸せを願っています。
疲れているときに動物に尽くしても、それは動物も望まないかもしれません。
多くの動物が言います、まずあなた自身が幸せになること、と。。
私たちが生きる意味
なぜ牛は生まれてきたのか？その疑問に対しこんなことを耳にしたことがあります。 “牛はお肉になるために生まれてる”。 しかし「これは役割ではない」と愛犬はなは指摘します。それでいえばペットはペットになるために生まれてる、と言ってるようなものです。 役割とは、私たち人間が成長するためのサポートです。では彼ら畜産動物はなんの役割があるのか？
私は畜産動物の何頭と話しても、彼らからネガティブな感情が返ってきませんでした。 私が話したのはたかが十数頭です、 でもそれでもなかったのです。 なぜ恨んだりしていないのか？
彼らは全て分かって生まれてきています。 とあるメッセージを伝えるために。
それはペットたちが飼い主さんへメッセージを伝えるのと同じように、愛のメッセージを持っているのです。
とある牛は、飼育する人間を我が子のように思っていました。お前の喜びは私の喜び。そう伝えてきました。
ペットとたくさん話した方はわかるでしょう？まるで父や母のような動物。 牛達はまさにそれだったのです。
なぜ恨まないか？ 彼らの深部から感じた思いは、
『お前を愛してる』
これでした。
子を思う親の深い気持ちです。 愛しているのです。 例えば、「我が子は目に入れても痛くない」、と言います。 私にも３歳の息子がいますが、この子が私を例え牛と同じように切り刻んでも、私は恨まないでしょう、 なぜか？ それは愛しているからです。
彼らは決してうっかり食肉として生まれてきたのではありません。 ちゃんと分かって生まれてきています。
この世の畜産業界は未熟で無知だと感じる面もあります。私もです。私の生き方もまた未熟で無知なところがあります。それは人間全てに言えること。
この地球では全てが『創造』なのです。 畜産の場を作るのも創造。 会社を作るのも創造。私たちは創造するために生まれている。 そして、その創造は、 いずれ創造主に近づくために、私たちは生きて体験している。 遥かに未熟な創造もある。畜産の環境もそうかもしれません、 それを全て分かった上で、いいよ、と言って生まれてきているのが畜産動物。その深部にあるのは、 我が子を思う親心だったのです。 私は彼らの中から、創造主のかけらを見た、そんな気がしました。
ですから、 彼らの役割とは何か？ それは、 私たちがこの世で愛のもと創造していくこと、そのために学び続けること。
「それを忘れないように」
私たちに気づかせてくれる、 大切なメッセンジャーなのだと感じます。私はこれを知った時、涙が出ました。 こんなにも深いものに気づかないでいたのか。こんなに深い愛だったのに、 私は学びの足を止めてはいけない、ちゃんと自分と向き合って心を成長させたい、そう強く思いました。 それだけ彼らの愛が深かったから。
役割はちゃんと現実にも表れています。
実際、畜産動物らを通して命の授業というのはありますね。 真剣にこの世をどうしたらよいか？考える機会に繋がっている。彼らのメッセージがテレパシーで聞こえなくとも、ちゃんと表面で動きはあるのだと思います。
ややシビアな聞こえになりますが、牛たちがかわいそうだ、と言い、怒り苦しみになってる人間は、それは牛の問題ではなく、その方の心の問題だ、と動物はいいます。 純粋で気高い動物たちはあなたが迷い、心を落とすより、幸せに生きてほしいと願っています。
動物たち、自然界は全てがメッセージなのだと思います、私たちが本当に幸せに生きていけるために。
動物と話し本当の喜びで生きる旅
ワークショップの無料開催について
【概要】
動物と話すと自分の本当の思いに気づかせてくれます。
それは動物たちが本当のあなたをよく知っているからです。
本当にやりたい夢、過去に傷ついたこと、解決したいこと、
動物達は素晴らしいアドバイザーなのを私はこの10年話してきて体感しています。
ワークショップを通して動物と話す世界を知ると同時に、自分らしく生きられるように
動物と話す能力の体験
・・・意識間のコミュニケーションは種族を超え、あらゆる存在ととることができます。
写真から動物と話すワークショップをします。
自分のことを知る旅へ
動物に人生相談や、死生観などを聞いてみよう。
◆おもな内容
・イメージを使った深い瞑想体験
・動物と話そう(写真を使った実践)
・飼い主さんと報告&確認タイム
・事例紹介〜純粋な動物たちからのメッセージ〜など
２０１９年以降は、
YouTubeやオンライン配信、本による発信をしています。ワークショップは不定期で東京、長野で開催します。告知は公式ＬＩＮＥ ID ＠CIX9306W からも行っています。